2026年3月に発表された、同年1月時点の北海道音更町の公示地価について、詳細を検証していきます。本記事では地価の動向をランキング形式で整理し、注目すべきポイントを簡潔にまとめました。
平米単価トップ5
平米単価(坪単価)のトップ5は以下の通りです。
第1位
(1) 緑陽台南区3番76 41,400円/㎡(13.6万円/坪) +1.22%
第2位
(2) 木野大通東2丁目3番20 36,100円/㎡(11.9万円/坪) +1.69%
第3位
(3) 南鈴蘭南2丁目1番10 35,500円/㎡(11.7万円/坪) +1.42%
第4位
(4) 宝来仲町南1丁目4番2 29,000円/㎡(9.5万円/坪) +1.04%
第5位
(5) 柳町仲区10番8 28,300円/㎡(9.3万円/坪) ±0.00%
順位に変動はありませんでした。
全て住宅地になります。
上昇率トップ5
上昇率のトップ5は以下の通りです。
第1位
(3) 木野西通19丁目26番6外 10,000円/㎡(3.3万円/坪) +6.38%
第2位
(1) 木野大通東2丁目3番20 36,100円/㎡(11.9万円/坪) +1.69%
第3位
(2) 南鈴蘭南2丁目1番10 35,500円/㎡(11.7万円/坪) +1.42%
第4位
(8) 大通5丁目2番36 23,500円/㎡(7.7万円/坪) +1.29%
第5位
(4) 緑陽台南区3番76 41,400円/㎡(13.6万円/坪) +1.22%
前年は上昇した 8 地点の全てが +3% 以上で、うち 1 位と 2 位の 2 箇所が +6% 以上という大きな上昇がみられたのですが、今年上昇は 7 地点あったものの +6% 以上は 1 位のみで、あとは +1% 台でした。
1 位の「木野西通19丁目26番6外」は市街地から少し離れた住宅地です。
昨年の上昇率が +4.44% だったので、 1 地点だけ昨年を上回っていることになります。
4 位の「大通5丁目2番36」のみ商業地で、他は住宅地となっています。
下落率トップ5地点
昨年に引き続き下落した地点はありませんでいた。
まとめ
2026年の音更町の公示地価は、全体として緩やかな上昇基調が続いているものの、前年と比べると勢いにやや落ち着きが見られます。前年は上昇した全8地点が+3%以上だったのに対し、今年は上昇が7地点にとどまり、+6%超えは1地点のみ。大きな上昇から、じわりとした底堅い推移へと移行してきた印象です。
注目は上昇率1位の「木野西通19丁目」エリアです。市街地から少し離れた住宅地でありながら昨年を上回る上昇率を記録しており、道内の町村で最多の人口4万2,000人超を誇り、帯広市のベッドタウンとして発展してきた音更町の底堅い住宅需要を示す結果と言えるでしょう。
一方、北海道全体では「需要があるエリアはインフレも影響し上昇基調が続くが、人口が減る地方部は下がらざるを得ない」という状況が広がっており、エリアによる二極化が進んでいます。音更町は下落地点ゼロを2年連続で維持しており、地方都市としては相対的に安定した地価水準を保っていると言えます。
ただし、建築費の高騰を背景に、利便性の高い市街地と郊外で伸び率に大きな差が出ているという道内全体の傾向は、音更町内にも波及してくる可能性があります。利便性の高いエリアへの需要集中と、そうでないエリアの伸び悩みという構図は、今後より明確になってくるかもしれません。
売却を検討されている方にとっては、地価が堅調な今のタイミングは一つの判断材料になります。「もう少し様子を見よう」と思っているうちに、周辺環境や市場動向が変わってしまうこともあります。まずは現在の価格感を把握しておくことが、次のステップへの第一歩になるはずです。
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