帯広駅の南口が、大きく変わろうとしています。
長年にわたり帯広の顔だった旧長崎屋帯広店の跡地(約2万5,000㎡)に、ホテル・商業施設・分譲マンション・駐車場を含む大規模な複合施設が誕生する予定です。2026年5月に着工し、2028年春の開業を目指して工事が本格化しています。
この再開発は駅前・駅周辺エリアに不動産をお持ちの方には、気になるニュースではないでしょうか。
どのような施設が整備されるのか
今回の再開発プロジェクトの目玉が、勝毎ホールディングス(帯広市)が運営する「サウナ&スパリゾート 北海道ホテル帯広駅南」です。
帯広市内で長く親しまれてきた「森のスパリゾート 北海道ホテル」の2軒目にあたり、10階建て・全130室を備えます。十勝特有のモール温泉の大浴場や、サウナクリエイティブ集団「TTNE」がプロデュースする本格サウナを目玉施設として整備。レストラン・ラウンジ・ジムなども揃い、ラグジュアリー層をターゲットにした上質なリゾート体験を提供します。
さらに、分譲マンション街区にはJR北海道・フージャースコーポレーション・エスコンの3社が参画。マンションギャラリーもすでにオープンしており(「ミッドレジデンス帯広駅前」)、駅前の再開発が具体的な形になってきました。
再開発で、周辺の不動産市場はどう動くか
大規模な再開発が完成すると、周辺エリアの不動産市場にはどのような影響が生じるでしょうか。一般的に考えられる変化を整理します。
①観光・ビジネス需要が増える
ラグジュアリーホテルの開業により、道内外からの観光客やビジネス客が帯広駅周辺に集まりやすくなります。飲食・商業施設への波及効果も見込まれ、駅周辺エリアの賑わいが増す可能性があります。
②駅近物件の注目度が上がる
新たな商業・宿泊施設が加わることで、帯広駅周辺の利便性は一段と高まります。こうしたエリアでは、物件を探す人の目線が向きやすくなる傾向があります。
③商業地の地価上昇が続く可能性
帯広市の商業地の基準地価(2025年)は前年から+3.13%上昇しており、すでに上昇トレンドが続いています(出典:国土土交通省 地価公示・都道府県地価調査)。駅前再開発の本格化は、この流れをさらに後押しする要因になりえます。
一方で、住宅地の公示地価(2026年)は前年比-2.4%と小幅な下落が見られます(出典:国土交通省 公示地価)。駅前の商業エリアとそれ以外のエリアでは、地価の動きに差が出はじめているとも言えます。
帯広市の人口動態も知っておきたい
再開発による追い風がある一方で、帯広市の中長期的な人口動向も把握しておきたいところです。
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、帯広市の人口は2020年から2035年にかけて約9.5%減少する見込みです。北海道全体の傾向(約-12.7%)と同じく、長期的には人口減少が続く地域です。
つまり、再開発の恩恵を受けやすい「今」は、売却を検討するうえで一定の追い風がある時期とも言えます。将来的には買い手が少なくなる可能性もあるため、売却のタイミングを考えるなら、このような動きを総合的に見ておくことが大切です。
売却を検討するなら、まず現在の相場を把握しておく
帯広市の不動産の売却を考えたとき、まず気になるのが「今、いくらで売れるのか」という点ではないでしょうか。
市場環境は日々変化します。再開発の進捗や金利動向、エリアごとの需要など、さまざまな要因が価格に影響します。自分の物件がどう評価されるかは、実際に査定を受けてみることが確実です。
そこでおすすめしたいのが、無料で利用できる不動産自動査定サービス「不動産売却王」です。
必要事項を入力するだけで、物件の査定額の目安を確認できます。「まだ売ると決めたわけではないが、相場だけ把握しておきたい」という段階でも気軽に利用できます。駅前・駅周辺エリアに物件をお持ちで、再開発を機に一度確認してみようと思われた方は、参考にしてみてください。
まとめ
- 帯広駅南口では旧長崎屋跡地を活用した大規模再開発が進行中。2028年春開業予定
- ラグジュアリーホテル・分譲マンション・商業施設が一体となった複合街区が誕生する
- 帯広市の商業地地価はすでに上昇トレンド。再開発が駅周辺エリアへの注目をさらに高める可能性がある
- 一方で長期的な人口減少も見込まれており、売却のタイミングを考えるには今の市況を把握しておくことが重要
- まずは無料査定で相場感をつかんでおくのがおすすめ
街が変わるタイミングは、不動産の価値を改めて見直す機会でもあります。動向を把握しておくことで、いざというときの判断の材料になります。
(-) 西3条南8丁目5番1外 70,000円/㎡(23万円/坪) -.–%