2025年3月に発表された、同年1月時点の北海道帯広市の基準地価について、詳細を検証していきます。本記事では地価の動向をランキング形式で整理し、注目すべきポイントを簡潔にまとめました。
平米単価トップ5
平米単価(坪単価)のトップ5は以下の通りです。
第1位 (1) 西2条南9丁目16番1外 107,000円/㎡(35万円/坪) +5.94%
第2位 (2) 大通南10丁目14番1 70,500円/㎡(23万円/坪) +8.46%
第3位 (-) 西3条南8丁目5番1外 70,000円/㎡(23万円/坪) -.–%
第4位 (3) 西5条南12丁目17番2 63,500円/㎡(20万円/坪) +5.83%
第5位 (4) 西5条南19丁目9番1外 63,000円/㎡(20万円/坪) +8.62%
帯広駅周辺の商業地や利便性の高い住宅地が上位を占めており、堅調な需要が続いている様子がうかがえます。
上昇率トップ5
上昇率のトップ5は以下の通りです。
第1位 (2) 西20条北1丁目16番3 18,200円/㎡(6万円/坪) +13.75%
第2位 (1) 大空町1丁目6番13 20,000円/㎡(6万円/坪) +12.99%
第3位 (20) 西5条南19丁目9番1外 63,000円/㎡(20万円/坪) +8.62%
第4位 (36) 大通南10丁目14番1 70,500円/㎡(23万円/坪) +8.46%
第5位 (29) 東3条南6丁目1番3外 46,500円/㎡(15万円/坪) +8.13%
郊外エリアでの地価上昇が目立ち、都市部中心の開発から、周辺地域への広がりが見えています。
下落率トップ5地点
今回下落した地点はありませんでした。
まとめ
2025年の帯広市における公示地価は、全体として上昇傾向を継続しています。駅周辺の商業エリアだけでなく、郊外の住宅地にも上昇の波が及んでおり、都市部の成熟とともに、生活環境の良さを求める動きが広がっていることが読み取れます。
特に、帯広市では近年、都市基盤の整備や民間投資の促進により、中心市街地の活性化が進められています。また、郊外エリアでは、新規住宅地の開発や大型ショッピングモールの進出が進んでおり、これが地価上昇の要因となっています。さらに、公共交通の利便性向上を目指した地域公共交通網形成計画や、MaaSの取り組みなど、将来のプロジェクトも控えており、帯広市の地価動向は注視していく価値があります。
不動産の購入・売却においては、単なる価格だけでなく、地域の将来性や利便性も考慮した判断が求められます。今後も、地域ごとの地価動向を注視することが重要です。
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