2025年9月に発表された、同年7月時点の沖縄県沖縄市の基準地価について、詳細を検証していきます。本記事では地価の動向をランキング形式で整理し、注目すべきポイントを簡潔にまとめました。
平米単価トップ5
平米単価(坪単価)のトップ5は以下の通りです。
第1位
(1) 字美里平田原1327番3 155,000円/㎡(51万円/坪) +4.72%
第2位
(2) 南桃原4丁目20番3 154,000円/㎡(50万円/坪) +4.76%
第3位
(3) 南桃原3丁目33番7 142,000円/㎡(46万円/坪) +3.64%
第4位
(4) 字古謝上原1073番2 133,000円/㎡(43万円/坪) +5.55%
第5位
(5) 上地2丁目1190番2 111,000円/㎡(36万円/坪) +4.71%
トップ5はいずれも、沖縄市の中心部に近く、商業施設や主要道路へのアクセスが良い人気エリアです。特に南桃原・美里エリアは、生活利便性の高さから前年に続き地価上昇が継続しており、安定した需要を背景に堅調な推移を見せています。
一方で、第4位の字古謝上原は坪43万円と比較的中堅クラスながら、平米単価トップ5の中で最も上昇率(+5.55%)が高いのが特徴です。これは、商業地としての潜在的な発展性や、周辺の住宅需要の強さを反映していると考えられます。
沖縄県全体の2025年基準地価では、住宅地が+5.7%、商業地が+7.3%と全国上位の上昇率を記録しており、沖縄市もその上昇トレンドにしっかり連動しています。とりわけ、美里・南桃原のような生活利便性の高いエリアでは、県全体の上昇幅を上回る伸びを示しており、今後も安定した需要が見込まれる地域です。
上昇率トップ5
上昇率のトップ5は以下の通りです。
第1位
(3) 比屋根6丁目149番 68,000円/㎡(22万円/坪) +8.80%
第2位
(13) 泡瀬5丁目1577番8 77,000円/㎡(25万円/坪) +7.99%
第3位
(4) 中央3丁目1620番8 92,500円/㎡(30万円/坪) +6.93%
第4位
(11) 字古謝上原1073番2 133,000円/㎡(43万円/坪) +5.55%
第5位
(8) 南桃原4丁目20番3 154,000円/㎡(50万円/坪) +4.76%
上昇率ランキングでは、住宅地では比屋根や泡瀬、商業地では中央といった地域が上位を占めており、近年注目を集めています。
第1位の比屋根6丁目は、坪単価22万円台と沖縄市内では比較的手が届きやすい価格帯ながら、上昇率が+8.8%と市内で最も高い伸びを示しました。
この背景には、住宅需要の堅調さや生活利便性の高さが評価されていることが影響していると考えられます。
第2位の泡瀬地区(+7.99%)は、比較的地価水準が抑えられていた住宅エリアの一つで、近年需要の高まりが見られる地域です。
生活利便性の向上や地域整備の進展が評価され、地価上昇の波が及んでいるとみられます。
一方で、第3位の中央3丁目は商業地として上昇が続いており、店舗・事業用地としてのニーズの高まりが背景にあると考えられます。
沖縄市全体としても、住宅・商業両分野で底堅い不動産需要が継続していることがわかります。
下落率トップ5地点
昨年に引き続き今回下落した地点はありませんでした。
まとめ
沖縄県が2025年9月に公表した、同年7月時点の基準地価調査結果によると、沖縄市の地価は全体として上昇基調が継続していることが明らかになりました。平均坪単価や変動率のデータでも、県全体が全国でも上位レベルの上昇を示しており、沖縄市もその恩恵を受けているといえます。特に、価格の高い地点だけでなく、価格がやや抑えられていた地点でも上昇率が高い点が重要です。これは、“価格が伸び悩んでいたエリア”にも再び資金が流入してきているというサインと捉えられ、地方都市ならではの成長余地が感じられます。
売却を検討している方は、まずご自身の不動産が“上昇エリア”に含まれているかどうかを確認してみましょう。地価動向を踏まえて査定を行うことで、より有利な条件での売却につながる可能性があります。
さらに、下落エリアがゼロであるという点からも、地価の“守り”が強まっていることが読み取れ、安心して相談・査定を進める材料となります。ぜひこの機会に、ご自身の物件の所在地・用途・近隣動向を改めて確認し、適切な売却戦略を描いてみてください。
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