2026年3月に発表された、同年1月時点の福島県須賀川市の公示地価について、詳細を検証していきます。本記事では地価の動向をランキング形式で整理し、注目すべきポイントを簡潔にまとめました。
平米単価トップ5
平米単価(坪単価)のトップ5は以下の通りです。
第1位
(1) 山寺町5番外 60,700円/㎡(20万円/坪) +2.71%
第2位
(2) 中町11番 45,000円/㎡(15万円/坪) ±0.00%
第3位
(3) 弘法坦120番 44,500円/㎡(15万円/坪) +0.23%
第4位
(4) 新町146番2 40,000円/㎡(13万円/坪) +3.36%
第5位
(5) 森宿字海道西64番118 39,800円/㎡(13万円/坪) +4.74%
第5位
(5) 森宿字辰根沢98番32 39,800円/㎡(13万円/坪) +4.74%
昨年から順位に変化はありません。
1、2 位が商業地、3 ~ 5 位が住宅地です。
上昇率トップ5
上昇率のトップ5は以下の通りです。
第1位
(3) 森宿字海道西64番118 39,800円/㎡(13万円/坪) +4.74%
第1位
(1) 森宿字辰根沢98番32 39,800円/㎡(13万円/坪) +4.74%
第3位
(2) 新町146番2 40,000円/㎡(13万円/坪) +3.36%
第4位
(6) 山寺町5番外 60,700円/㎡(20万円/坪) +2.71%
第5位
(5) 愛宕山119番11 35,000円/㎡(12万円/坪) +2.64%
1、2 位ともに森宿エリアの住宅地です。
なお、「森宿字海道西64番118」は国道 4 号線の東側の第一種低層住居専用地域、「森宿字辰根沢98番32」は西側の工業地域と地域性は異なっています。
3、5 位も住宅地、4 位の「山寺町5番外」のみ商業地です。
下落率トップ5地点
下落率のトップ5は以下の通りです。
第1位
(5) 稲字平1番1 11,100円/㎡(3.7万円/坪) -2.63%
第2位
(3) 仁井田字東町99番2外 9,330円/㎡(3.1万円/坪) -1.37%
第3位
(2) 中宿472番 32,200円/㎡(11万円/坪) -1.23%
第4位
(1) 丸田町188番2 30,700円/㎡(10万円/坪) -0.97%
第5位
(4) 和田字後町113番1 11,000円/㎡(3.6万円/坪) -0.90%
全て住宅地ですが、場所は比較的バラバラです。
やはり国道 4 号線を始め、主要道路から離れている地点は下落傾向にあるようです。
まとめ
2026年の須賀川市の公示地価は、エリアによって明暗がはっきり分かれる結果となりました。
上昇をけん引したのは、国道4号線沿いの利便性が高い森宿エリアです。上昇率トップ2を森宿地区が独占し、平米単価ランキングでも5位にランクインするなど、同エリアへの住宅需要の強さが数字に表れています。フレスポ須賀川などの大型商業施設に近く、幹線道路へのアクセスもよい住環境が、引き続き評価されているものと考えられます。
一方、主要道路から離れた稲・仁井田・和田など郊外エリアでは下落が続いており、利便性による二極化が進んでいることが見て取れます。
全国に目を向けると、2026年の公示地価は全用途の全国平均でバブル崩壊後最大となる前年比2.8%の上昇を記録しました。東京圏・大阪圏を中心に投資マネーが集中する構図が続いており、東北においても宮城県・仙台圏を軸に上昇基調が持続しています。福島県全体でも住宅地が0.4%の上昇となり、東北新幹線・東北自動車道が通る中通り地方が好調です。
須賀川市はその中通り地方に位置することから、広域的な追い風を受けていると言えます。ただし同市内でも、交通利便性の高いエリアと郊外とで価格動向の差は広がりつつあります。売却を検討されている方は、自分の物件がどちらの流れにあるかを見極めることが、今後の判断において重要なポイントになるでしょう。
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