若い世代に広がる投資の考え方
最近は「NISA(少額投資非課税制度)」を活用した資産形成が広がり、特に20代を中心に投資への関心が高まっています。一方で、生活費や自己投資よりも投資を優先しすぎてしまう状態を指す言葉も話題になっています。
ただし、金融庁のデータなどを見ると、若い世代の投資はまだ一部にとどまっており、口座を持っていても実際に使っていない人も一定数いるのが実情です。つまり、日本全体で見ると「投資が当たり前」という段階にはまだ達していません。
自己投資と家計バランスをどう考えるか
ある経済評論家も「若い時期は金融投資よりも自己投資の効果が大きい」といった考えを示していました。
ここでいう自己投資とは、単に資格を増やすことではなく、
(1) スキルや専門性の習得
(2) 収入アップにつながるキャリア形成
(3) 人との出会いや経験の積み重ね
といった、将来の収入や選択肢を広げるための支出を指します。こうした積み重ねは時間とともに効いてくるため、長い目で見ると大きな差につながります。
一方で、家計全体のバランスも忘れてはいけません。目安としてよく知られている「50:30:20ルール」では、
(1) 50%:生活費(住宅ローンや家賃なども含む)
(2) 30%:自己投資やゆとり費
(3) 20%:貯蓄・投資
という配分が一つの基準とされています。
特に住宅ローンを抱えている場合、この「生活費」の割合が大きくなりやすく、知らないうちに自己投資や余裕資金を圧迫してしまうケースも見られます。
投資そのものは重要ですが、それによって日々の生活や将来の可能性が狭まってしまっては本末転倒です。金融資産・不動産・自己投資のバランスを意識しながら、自分に合った配分を見つけていくことが大切です。
投資は時間と目的で使い分ける
資金の使い方は、大きく3つに分けて考えるとわかりやすくなります。
- (1) すぐに備えるお金(生活費など)
- (2) 数年以内に使う予定のお金(教育費・住み替え費用など)
- (3) 長期で使うお金(老後資金など)
この中で、短期間で使う予定のあるお金は、価格変動のある投資よりも預貯金などで準備するのが基本です。
一方で、老後資金のように長期間使わないお金については、NISAを活用した投資が有効とされています。長く運用するほどリスクがならされ、資産が増えやすくなるためです。
マンション所有者に起きている変化
ここで注目したいのが、こうした投資意識の変化が住宅市場にも影響を与えている点です。
これまで住宅は「資産として保有するもの」という意識が強くありましたが、最近では
- (1) 住み替えを前提に購入する
- (2) 資産効率を考えて売却を検討する
- (3) 不動産より金融資産を優先する
といった考え方が少しずつ広がっています。
特に若い世代ほど「資産は流動性が大事」という意識が強く、将来的には中古マンションの売買がより活発になる可能性があります。
エリアによって差が広がる可能性
今後は、人口動向や利便性によってマンションの価値に差が出やすくなると考えられます。
- (1) 駅近や利便性の高い物件
- (2) 管理状態の良いマンション
こうした条件の物件は引き続き需要が見込まれる一方で、条件がやや劣る場合は売却までに時間がかかるケースも増えていく可能性があります。
また、金利や物価の変動により「持ち続けるコスト」も意識されるようになってきました。修繕積立金や管理費の上昇も無視できない要素です。
売却を考えるタイミングのヒント
こうした流れを踏まえると、マンションを所有している方にとって重要なのは「今の資産配分が自分に合っているか」という視点です。
例えば
- (1) 住宅に資産が偏りすぎていないか
- (2) 将来使う予定の資金が確保できているか
- (3) ライフスタイルの変化に対応できるか
といった点を一度見直してみると、売却という選択肢が自然に見えてくることもあります。
もちろん無理に手放す必要はありませんが、「いつでも動ける状態」にしておくことは安心感につながります。
まずは価格を知ることから
マンションの売却を考えるうえで大切なのは、まず現在の価値を知ることです。
不動産売却王なら、簡単な入力だけで自動査定ができるため、今の相場感を気軽に把握できます。売るかどうかを決めていなくても問題ありません。
将来の選択肢を広げるためにも、一度チェックしてみるのがおすすめです。
「不動産売却王」は、物件情報を入力するだけで自動査定が受けられる無料サービスです。難しい手続きは不要で、スマホからでもかんたんに使えます。査定を受けたからといって、売却を急ぐ必要はまったくありません。