土地家屋調査士ってご存知ですか?

こんばんは、不動産プラザの前場です。

不動産の売買をする場合、不動産という地球に固定されている物体の特性として、どこからどこまでが所有権の対象かをはっきりさせるために、境を特定することが大切です。これがいわゆる境界というもので基本的には売主側に境界の明示義務があります。

境界の明示というのは言葉通りここが境界です！と明らかに示すことなのですが簡単に明らかに示すことができない場合も結構あります。団地など造成時の境界標識が残っている場合は問題ないのですが、境界が曖昧な場合は測量して妥当な境界を仮定した上で隣地の人と合意する必要があります。この測量や合意の調整、合意の書面を作成するのが土地家屋調査士です。土地家屋調査士は他にも土地の分割や二つの土地の合併、建物の登記など土地と建物に関する調査に関してなくてはならない存在です。不動産の取引にも欠かせない影の立役者とも言えます。

購入される方は直接お会いすることはあまりありませんが、売却される方は売却する不動産を商品に整える大切な役割を預けることになります。

土地家屋調査士はそんな大切な役割を担った存在ですが、本日未明、不動産プラザが信頼している東広島で最もベテランで最も信頼のおける土地家屋調査士の方がお亡くなりになりました。

私が不動産業界に入ってから10年以上お世話になった先生を偲びながら、その大切な役割についてブログに書かさせていただきます。　合掌

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