今回は 2022 年 9 月に発表された、同年 7 月時点での広島市安佐南区の公示地価について検証していきたいと思います。
標準地 20 箇所の中で最も単価が高かったのは、「中筋1−9−20」で、平米単価 245,000 円(坪単価 80 万円)でした。
前年より 6.0% (14,000 円) の上昇となっています。
安佐南区役所東側、アストラムライン中筋駅近くの近隣商業地域になります。

2012 年以降 10 年連続の上昇となっています。
周辺の平米単価と増減率を確認してみます。


およそ +3 ~ +6% と全体的に上昇傾向となっています。
次に、最も上昇率が高かった場所ですが、同じく「中筋1−9−20」でした。
このほか 5% 以上の上昇がみられた地点はあと一箇所ありました。
(「西原5−13−1」で 5.6% の上昇。)
そして最も下落率が大きかった場所は、「沼田町大字吉山字中河原2846番1」で、0.7% の下落となっています。
平米単価 13,900 円(坪単価 4 万円)で、前回と比較して 100 円の下落となっています。
この他で価格が下がった地点は有りませんでした。
区の西部で用途地域が割り当てられていない場所になります。

1998 年以降緩やかに下降を続けています。
周辺の平米単価と増減率を確認してみます。


増減率は -1% ~ +2% となっており、大きな変動は見られませんでした。
いかがでしたでしょうか。
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