東広島の不動産市場は好調！地価上昇の背景と今後の見通し

こんにちは、不動産プラザの前場です。
今回は、東広島の不動産市場についてお話ししたいと思います。

先日、国土交通省が2023年の都道府県地価調査の結果を発表しました。
都道府県知事が、毎年７月１日時点における標準価格を判定するものです。土地取引規制に際しての価格審査や地方公共団体等による買収価格の算定の規準となることにより、適正な地価の形成を図ることを目的としています。
その結果、東広島市は住宅地こそ0.2％の下落でしたが、商業地は0.8％の上昇と昨年より改善しました。
これは、広島県全体の変動率より下回りますが、東広島市の中心部に注目すると3.0％程度が上昇しており、東広島市としては土地の需要がまだまだあることがわかります。

では、なぜ東広島市の地価が上昇しているのでしょうか？
その背景には、以下のような要因があります。

・人口増加
東広島市は、広島市から近く、交通アクセスが良いことから、多くの人が住みたいと考えるエリアです。
特に、若い世代や子育て世代が多く流入しています。
東広島市の中心部である西条町の人口は、83000人ほどですが、2020年から2023年までに約4000人増加しました。
人口が増えると、住宅や商業施設などの需要が高まります。
そのため、土地や建物の価格も上昇します。

・企業誘致
東広島市は、工業や研究開発などの分野で活躍する企業を積極的に誘致しています。
例えば、自動車部品メーカーのダイキョーニシカワや半導体メーカーのマイクロンメモリなどが東広島市に工場を設置しています。
また、東広島市は、広島大学などの教育・研究機関も多くあります。
これらの企業や機関は、東広島市に多くの雇用や技術力をもたらします。
そのため、土地や建物の需要も高まります。

・インフラ整備
東広島市は、交通や公共施設などのインフラ整備にも力を入れています。
例えば、新幹線や高速道路などの交通網が充実しています。
また、商業施設や医療施設などの公共サービスも充実しています。
これらのインフラ整備は、東広島市に住む人々や訪れる人々に快適さや利便性を提供します。
そのため、土地や建物への魅力も高まります。

以上のように、東広島市の不動産市場は、人口増加や企業誘致、インフラ整備などの要因によって、好調な状況にあります。
今後も、東広島市は、広島県内や中国・四国地方の中心的な都市として、発展していくと予想されます。
そのため、東広島市の不動産は、将来的にも価値が高まる可能性があります。

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