
不動産を売却する際、その対象となる不動産の価値を知るために「不動産査定」は欠かせないプロセスです。
しかし、一体どのくらいの期間で査定結果は出るのでしょうか。
査定にかかる時間は、手続きをスムーズに進めるために把握しておきたい重要なポイントの一つです。
今回は、不動産査定にかかる期間について、種類ごとの目安や、期間を短縮するためのコツを解説します。
不動産査定の期間

不動産査定には、物件の概要情報からおおよその価格を算出する「机上査定」と、現地調査を含めて詳細に価格を算出する「訪問査定」の2種類があります。
それぞれかかる期間が異なります。
机上査定は数時間から1日

机上査定(簡易査定とも呼ばれます)は、インターネットや電話で物件の基本情報(住所、築年数、面積、間取りなど)と過去の類似物件の取引事例などを基に、不動産会社が概算価格を算出するものです。
そのため、比較的スピーディに進み、数時間から1日程度で結果が得られることが一般的です。
遅くとも翌日には査定結果が届くケースが多いでしょう。
訪問査定は1週間から2週間

訪問査定は、不動産会社の担当者が実際に物件を訪れ、建物の状態、設備、周辺環境などを細かく確認した上で査定価格を算出する方法です。
現地調査自体は1~2時間程度で完了することが多いですが、その後の詳細な分析や報告書の作成を経て、査定結果が届くまでには一般的に1週間から2週間程度かかるとされています。
物件の状態や確認事項で変動

査定期間は、上記の目安にとどまらず、物件の状態や確認すべき事項によって変動することがあります。
例えば、物件に想定外の劣化が見られたり、隣地との境界線が不明確であったり、地盤の調査が必要になったりする場合など、追加の確認や調査が必要になると、査定に時間がかかることがあります。
また、不動産会社の繁忙期や担当者のスケジュールによっても、期間が延びる可能性があります。
不動産査定期間を短縮するコツ
不動産査定をよりスムーズに進め、期間を短縮するためには、いくつかのコツがあります。
必要書類を事前に準備する

訪問査定を依頼する際には、事前に必要書類を準備しておくことが大切です。
例えば、不動産売買契約書、登記簿謄本、建物の図面、固定資産税納税通知書などが挙げられます。
物件の種類や不動産会社によって必要書類は異なるため、事前に確認し、早めに手元に用意しておくと、現地調査や査定作業が格段にスムーズに進みます。
物件情報を詳細に伝える

物件の現在の状態や、過去の修繕履歴、リフォームの有無など、できるだけ詳細な情報を不動産会社に事前に伝えておくことも、査定期間の短縮につながります。
これにより、不動産会社は物件の状況をより正確に把握でき、「現地に行って初めてわかった」といった状況を減らすことができます。
結果として、現地調査や査定作業の効率化が期待できます。
早めの日程調整を行う

訪問査定を依頼する場合、不動産会社の担当者と現地調査の日程を調整する必要があります。
不動産会社の担当者のスケジュールも考慮しながら、できるだけ早く日程を確定させることが、査定期間全体の短縮につながります。
早めに査定を進めたい場合は、依頼時にその旨を伝え、日程調整を積極的に行うと良いでしょう。
まとめ

不動産査定には、数時間から1日で完了する机上査定と、1週間から2週間程度かかる訪問査定があります。
査定期間は、物件の状態や確認すべき事項、不動産会社の状況によって変動することもあります。
査定期間を短縮するためには、必要書類を事前に準備し、物件の情報をできるだけ詳細に伝えることが効果的です。
また、訪問査定を依頼する際は、早めに日程調整を行うことも大切です。
これらの点を押さえることで、よりスムーズに不動産査定を進めることができるでしょう。
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