台風24号と秋雨前線の影響により、九州南部を中心に記録的な大雨となりました。鹿児島県屋久島町では土砂災害特別警報が発表され、屋久島町の尾之間では24時間降水量490.5ミリを観測。中種子町でも372.5ミリとなり、いずれも観測史上最多を更新しました。
今回の大雨は九州南部だけの問題ではありません。台風24号は5日午後6時時点で那覇市付近にあり、6日午後6時までの24時間には、沖縄でも多い所で150ミリの雨が予想されています。
沖縄市で自宅や実家、土地、空き家などを所有している方も、安全を最優先にしながら、自分の不動産がどのような災害リスクを抱えているのか確認しておきたいところです。
沖縄市にも土砂災害警戒区域があります
「沖縄は台風に慣れているから大丈夫」と一括りにはできません。災害リスクは土地ごとに異なります。
沖縄県が公表している情報を見ると、沖縄市内にも急傾斜地の崩壊を対象とした土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域が指定されています。たとえば池原や八重島などには指定箇所があります。
重要なのは、これだけで地域全体を「危険」と判断しないことです。同じ沖縄市内でも地形や土地の高さ、周辺環境などは異なります。自宅や所有地が区域に該当するかどうかは、行政が公開している最新情報を個別に確認する必要があります。
・沖縄県「土砂災害警戒区域等指定状況(沖縄市)」
https://www.pref.okinawa.jp/machizukuri/kaigankasen/1013219/1013266/1013273.html
雨量だけでなく「今いる場所の危険度」を確認
大雨の際に活用したいのが、気象庁の「キキクル」です。
キキクルでは、大雨による土砂災害、浸水害、洪水災害の危険度の高まりを地図上で確認できます。土砂キキクルについては、1km四方ごとに危険度が5段階で表示され、10分ごとに更新されています。
「沖縄県で何ミリ降るか」という広域の予報だけでなく、自宅や実家などの周辺で危険度が高まっていないかを確認することが重要です。
台風接近中に所有不動産の様子を見に行くことは避け、市町村からの避難情報などとあわせて安全確保を優先してください。
・気象庁「キキクル」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/riskmap.html
・気象庁「土砂キキクル」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/doshakeikai.html
・気象庁「洪水キキクル」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/riskmap_flood.html
大雨の後は建物の状態もチェック
天候が回復し、安全が確認できた後は建物にも目を向けましょう。
戸建て住宅では、屋根や外壁、雨どい、窓まわり、室内への雨漏りなどに異常がないか確認しておくことが大切です。
特に相続した実家や空き家など、普段あまり訪れない不動産は変化に気付きにくいものです。小さな不具合でも放置することで建物の劣化につながる可能性があるため、安全な状態になってから確認し、必要に応じて専門業者へ相談しましょう。
災害リスクも含めて「自分の不動産」を知っておく
大雨や台風が発生したからといって、すぐに不動産の売却を考える必要はありません。
また、土砂災害警戒区域などに指定されていることだけを理由に、不動産の価値や売却のしやすさを一律に判断することも適切ではありません。
不動産の価値は、立地、土地や建物の状態、接道状況、周辺環境、需要、災害リスクなど複数の条件から判断されます。
だからこそ平常時に、「どのような場所にあるのか」「建物はどのような状態か」「現在どの程度の価値があるのか」を整理しておくことが大切です。
沖縄市に自宅や実家、土地、空き家などを所有している方は、ハザード情報とあわせて現在の資産価値を確認しておくのも一つの方法です。不動産売却王の無料査定も、売却を決めるためだけではなく、今後も保有するのか、活用するのか、売却するのかを考えるための判断材料として利用できます。
「不動産売却王」は、物件情報を入力するだけで自動査定が受けられる無料サービスです。難しい手続きは不要で、スマホからでもかんたんに使えます。査定を受けたからといって、売却を急ぐ必要はまったくありません。