
土地売却を検討する際は、売却の流れや必要な準備、発生する費用・税金を事前に把握しておくことが大切です。
土地の売却は、不動産会社への査定依頼から始まり、媒介契約、売却活動、売買契約、決済・引き渡しという流れで進みます。
また、売却によって利益が出た場合には、翌年に確定申告が必要になることもあります。
今回は、土地売却の基本的な流れや必要書類、確認しておきたい費用・税金、売却をスムーズに進めるためのポイントについて解説します。
土地売却はどのように進むのか

査定から契約引き渡しまでのステップ
土地売却は、まず不動産会社に相談し、土地の査定を依頼することから始まります。
この査定によって、その土地がどのくらいの価格で売れそうか、目安を把握できます。
なお査定価格はあくまで見込みであり、実際の成約価格とは異なる場合があります。
査定結果に納得し、信頼できる不動産会社が見つかったら、媒介契約を結び、正式に売却を依頼します。
不動産会社は、物件の情報を登録し、購入希望者を探すための広告活動や内見対応などを行います。
買主が見つかり、価格や条件について合意が得られたら、売買契約を締結します。
そして最終段階として、売買代金の決済と同時に、土地の引き渡しが行われ、売却手続きが完了します。
売却活動と確定申告のプロセス

不動産会社による売却活動は多岐にわたります。
媒介契約の種類に応じて物件情報を不動産流通機構(通称レインズ。不動産会社間で物件情報を共有するシステム)へ登録したり、不動産ポータルサイトへの掲載、チラシ配布など、様々な方法で買主へのアピールを行います。
買主との交渉が成立し、土地の引き渡しが完了した後も、売却によって利益(譲渡所得)が発生した場合には、税務署への確定申告が必要となります。
これは、土地を譲渡した翌年の定められた期間内に行う義務があり、適切な手続きを踏むことが重要です。
土地売却で確認すべきこと
発生する費用と税金

土地を売却する際には、いくつかの費用と税金が発生します。
主な費用としては、不動産会社への仲介手数料、住宅ローンなどで設定された抵当権が残っている場合、それを抹消するための登記費用や登録免許税、売買契約書にかかる印紙税などが挙げられます。
また、売却によって得られた利益(譲渡所得)に対しては、所得税・復興特別所得税・住民税が課税されます。
この譲渡所得は「売却額−(取得費+譲渡費用)」で計算されます。
税率は土地の保有期間によって異なり、売却した年の1月1日時点で保有期間が5年以下の場合は「短期譲渡所得」、5年を超える場合は「長期譲渡所得」として、それぞれ異なる税率が適用される点に注意が必要です。
一般に長期のほうが税率は低くなります。
具体的な税率や控除の適用については、最新の制度をご確認ください。
これらの諸費用や税金は、売却計画を立てる上で事前に把握し、資金計画に含めておくことが大切です。
成功させるためのポイント

土地売却を成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
まず、ご自身の土地の売却に精通した、信頼できる不動産会社を見つけることが、何よりも大切です。
また、市場の動向を踏まえた適正な価格設定、物件の魅力を最大限に伝えるための売却活動、そして、登記識別情報や測量図などの必要書類を事前に準備しておくことも、取引を円滑に進めるために不可欠です。
これらの点を押さえることで、より良い条件での売却を目指せるでしょう。
まとめ
土地売却は、物件の査定から始まり、不動産会社との媒介契約、広告活動、売買契約の締結、そして最終的な決済と引き渡しという一連の流れで進みます。
売却益が生じた場合には、翌年の確定申告も必要となります。
このプロセス全体を理解し、発生する費用や税金についても把握しておくことが、円滑かつ有利な取引に繋がります。
何よりも、ご自身の土地の売却に親身になってくれる信頼できる不動産会社を見つけ、相談しながら進めることが、成功への鍵となるでしょう。
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