フラット35に注目が集まり始めている
住宅ローンといえば、これまで多くの人が変動金利を選んできました。
実際、日本では住宅ローン利用者の約8割が変動型といわれています。
ところが最近は、金利上昇の話題が増えるなかで、固定金利型の住宅ローン「フラット35」への関心が高まりつつあると言われています。
フラット35は、住宅金融支援機構の仕組みを使った全期間固定金利の住宅ローンで、借入時の金利が完済まで変わらないのが特徴です。
また、子育て世帯向けの金利優遇制度「子育てプラス」などもあり、子どもの人数などの条件に応じて当初5年間の金利が0.25%ずつ引き下げられ、最大1%下がる制度もあります。
このような制度もあり、これまで「固定金利は高い」という印象があったフラット35が見直され始めているという状況です。
金利上昇で変動型への見方が変わり始めた
長い間、日本は超低金利の時代が続いてきました。
そのため住宅ローンも、当初金利が低い変動型を選ぶ人が多かったのが実情です。
ただ最近は、物価上昇や金融政策の変化などにより、金利が上がる可能性を意識する人が増えてきました。
実際、住宅ローン利用者の調査では変動型を利用している人の半数以上が金利上昇に不安を感じているという結果もあります。
もし金利が上がり、返済額が増えた場合、
・貯蓄を減らす
・支出を抑える
といった対応を考える人も多く、家計への影響を心配する声が広がっています。
こうした背景から、返済額が変わらない固定金利を検討する人が増え、借り換えの動きも目立ち始めているといわれています。
住宅ローンの変化は住宅市場にも影響する
住宅ローンの動きは、住まいの市場にも少しずつ影響を与えます。
たとえば金利が低い時代は、「今の家を持ち続けながら資産を増やす」という考え方も多く見られました。
しかし金利が上昇する局面では、
・住宅ローンの負担を見直す
・資産を整理する
・住まいをコンパクトにする
といった判断をする人も増えてきます。
また、購入を検討する側にとっても、住宅ローンの条件が家探しの大きな判断材料になります。
固定金利が注目される状況では、「無理のない返済で住める家」を重視する傾向が強まりやすいと言われています。
家を持ち続けるかを考えるタイミングかもしれない
住宅ローンの環境が変わると、
住まいに対する考え方も少しずつ変わっていきます。
たとえば
・今の住宅ローンはこのままでいいのか
・住み続ける予定の家なのか
・資産としてどう活用するか
といった点を見直す人も増えてきます。
特に、使っていない住宅や投資用物件を持っている場合は、今の価格や需要を確認しておくことが安心につながることもあります。
不動産の価格はエリアごとに大きく違うため、まずは現在の相場を知ることから始めてみるのも一つの方法です。
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ただ、金利や住宅市場が動き始めている今こそ、自分の資産を一度整理してみる良いタイミングかもしれません。
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