指定確認検査機関とは、建築確認申請、検査業務を行う民間機関のことである。
建築確認の迅速化や、違法建築物に対する行政対応の充実を目的とした機関である。
現在指定確認検査機関が行っている業務は、従来、特定行政庁の建築主事のみに認められたものであったが、1999年(平成 11 年)の建築基準法改正により、国土交通大臣または都道府県知事より指定を受けた民間の企業などに認められるようになった。
指定確認検査機関として認められるためには、確認検査を専門的に行うことができる職員が一定以上在籍していること、業務が適正かつ公正に行われることなど、法令に定められた基準を満たす必要がある。