2026年3月に発表された、同年1月時点の岡山県岡山市南区の公示地価について、詳細を検証していきます。本記事では地価の動向をランキング形式で整理し、注目すべきポイントを簡潔にまとめました。
平米単価トップ5
平米単価(坪単価)のトップ5は以下の通りです。
第1位
(1) 西市字宮西432番1外 127,000円/㎡(41.9万円/坪) +4.09%
第2位
(2) 泉田4丁目296番8 99,500円/㎡(32.8万円/坪) +5.85%
第3位
(3) あけぼの町3番6外 89,000円/㎡(29.4万円/坪) +2.29%
第4位
(5) 浜野2丁目1007番6 86,400円/㎡(28.5万円/坪) +2.73%
第5位
(6) あけぼの町9番4 81,000円/㎡(26.7万円/坪) +5.19%
比較的広範囲に分かれています。
1、3、4 位が商業地、2、5 位が住宅地と地域の属性も混在しています。
1 位の「西市字宮西432番1外」は県道岡山児島線沿いの「はなまるうどん岡山西市店」がある場所です。
4 位の「浜野2丁目1007番6」は県道岡山空港線の「なか卯岡山浜野店」がある場所です。
上昇率トップ5
上昇率のトップ5は以下の通りです。
第1位
(1) 泉田4丁目296番8 99,500円/㎡(32.8万円/坪) +5.85%
第2位
(3) あけぼの町9番4 81,000円/㎡(26.7万円/坪) +5.19%
第3位
(2) 東畦667番40 61,300円/㎡(20.2万円/坪) +4.96%
第4位
(9) 南輝1丁目15番27 68,000円/㎡(22.4万円/坪) +4.61%
第5位
(5) 泉田2丁目30番3 79,700円/㎡(26.3万円/坪) +4.18%
1 ~ 4 位が住宅地、5 位が商業地になります。
昨年の 1 ~ 5 位の上昇率の範囲が 5.61 ~ 3.51% でしたので、昨年より全体的に上昇率は高めとなっています。
下落率トップ5地点
今回下落した地点は 4 箇所でした。
第1位
(1) 郡字中小路1057番6 24,000円/㎡(7.9万円/坪) -2.43%
第2位
(2) 飽浦字法泉庵211番 20,100円/㎡(6.6万円/坪) -1.95%
第3位
(3) 西七区582番外 15,300円/㎡(5.0万円/坪) -1.29%
第4位
(4) 郡3004番43 33,400円/㎡(11.0万円/坪) -0.89%
全て児島湖より南に位置する住宅地になります。
昨年下落した地点は 5 箇所だったので数は減っていますが、減少率の値は昨年と同程度です。
まとめ
2026年の南区は、上昇した地点が大半を占め、トップ5の上昇率も昨年を上回りました。下落した地点も5か所から4か所へと減り、全体としては底堅い動きが続いています。一方で、下落が見られたのはいずれも児島湖より南の住宅地で、同じ区内でも場所によって明暗が分かれている点は見ておきたいところです。
この傾向は、岡山県全体の流れとも重なります。岡山県の商業地は5年連続で上昇し、とくに岡山市中心部では再開発を背景に高い伸びを示した地点もありました。中心部の路面電車を環状化する計画も動き出しており、駅周辺や利便性の高いエリアへの注目は、今後も続きそうです。
全国に目を向けても、公示地価は5年連続で上昇し、その動きは地方都市にも広がっています。南区のように、主要道路沿いや生活の便がよい場所は値を保ちやすい一方、郊外の住宅地はゆるやかな調整が続く。こうした立地による差は、これからの売却を考えるうえで一つの目安になりそうです。
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