今あらためて考えたい“資産の持ち方”
60代を迎えると、「この先の働き方」「年金だけで暮らせるのか」「不動産をどうするか」といったお金の悩みが、より現実的になります。
近年は、多くの企業で60歳以降も働ける環境が整い、65歳まで働くケースも珍しくなくなりました。収入を得続けられることは心強いですが、一方で老後の生活費を試算すると、60歳で退職する場合と65歳まで働く場合では、70歳の時点で数百万円単位の差が生まれるというデータもあります。
(※あくまでモデルケースであり、個人差があります)
ただ、地方に住む私たちにとっては、働くこと以外にも暮らしの安心を左右する大きな要素があります。
それが “不動産” です。
地方の不動産を取り巻く現状
—静かに進む「価値の二極化」—
地方都市や郊外では、人口減少や高齢化の影響もあり、地価が緩やかに下落する地域が増えています。
特に戸建てや土地は、
- ・売りたい人が多い
- ・買いたい人が減っている
という“逆転現象”が起きつつあり、「売りたいと思ったときに売れない」 というケースも珍しくありません。
さらに60代以降は、ライフスタイルの変化によって以下の課題が表面化しやすくなります。
- ・老朽化した家の管理が負担になる
- ・固定資産税や庭木の手入れなど維持費がかかる
- ・相続時に家族が困る可能性がある
つまり、働き続けることができても、不動産の扱いをどうするかは別の問題として必ず浮上するのです。
なぜ今、不動産を見直す人が増えているのか?
—60代からの“資産戦略”の転換期—
60代で不動産の扱いを見直す人が増えている背景には、次の3つがあります。
1. 将来の資産価値が読みづらい
地方では、エリアごとに価値が上がる場所・下がる場所の差が広がっています。
需要が減れば価格が下がるのは自然な流れです。
2. 維持管理の負担が年々重くなる
固定資産税・修繕費・除草や雪かきなど、年を重ねるほど体力的にも金銭的にも負担が増しがちです。
3. 相続時のトラブルを避けたい
「使わない家をどうする?」「誰が管理する?」
相続の場面で不動産が重荷になるケースは珍しくありません。
働き方の変化と不動産戦略は、これからは“セット”で考える時代へ
これからの60代〜70代は、
- ・働けるうちは働く
- ・資産を整理して身軽にする
- ・将来の不安を早めに減らす
という考え方が主流になりつつあります。
不動産を見直すことは、
「売ることが前提」ではなく、“これからの暮らしを守るための選択肢を増やす” 前向きな行動 です。
迷っているなら、まずは“今の価値”を知るところから
「売ると決めたわけではないけれど、持ち続けていいのか気になる…」
そんな方は、まず 自分の不動産が“今いくらなのか” を知ることから始めるのがおすすめです。
無料で使える不動産査定サービス 「不動産売却王」 なら、住所などの最低限の情報を入力するだけで 自動査定 ができ、現在の相場を手軽に把握できます。
もちろん、査定したからといって売却する必要はありません。
- ・売る
- ・貸す
- ・持ち続ける
- ・相続の準備をする
どの選択をするにしても、今の価値を知っておくことが判断材料になります。
老後資金のキャッシュフローと合わせて、一度チェックしてみると、これからの暮らしの安心感が大きく変わりますよ。
