根太とは、主に木造住宅で床板の下に水平に渡す材木のことである。
他に床組を構成する部材として大引きがあるが、根太は床板と大引きの間に、大引きと垂直になるように設置される。
1階の床の場合は、約450mm×420mmの部材で、303~405mmの間隔で大引きと垂直方向に並べる。
2階の床の場合には、約105mm×450~500mmの部材で梁と垂直方向に並べる。
根太の材質や取り付け方に問題があると、床のたわみや床鳴りの原因となる。
なお最近では、根太を使用しない「根太レス工法」が増えてきている。